東松照明さん
千葉の外房、御宿町に移住して今年でちょうど10年です。
移住というほど遠く離れた場所ではありませんが、
田舎暮らしをしていて「いかんなぁー」と思うことがあります。
それは、東京都内に住んでいるときには毎日足を運んでいた
書店にまったく行かなくなったことです。
Amazon.co.jpには一日何度も通っていますが……。
1~2日で1冊のペースで読破していた単行本は、
仕事が忙しいこともありますが、いまはゼロ。
写真集も作家の名前買いばかりになってしまって、
新しい出合いがほとんどなくなってしまっています。
最近は友人知人が出版した写真集だけが増えるばかりです。
上京するときは特急列車、あるいは愛車なので、
電車の中吊り広告を目にすることもほとんどなくなりました。
中吊り広告から得る情報、刺激もいまはゼロです。
以前は1日に1誌は雑誌を購入していたのに、
最近見る雑誌といえば、定期購読しているナショナルジオグラフィックと、
毎月送られてくるカメラ雑誌の見本誌くらいでしょうか。
土曜日の午後、くるくるパーマの調整の予約まで時間があったので、
いま気になっているフィルムカメラを探しに中古カメラ店巡りをしました。
途中、久しぶりに大型書店に立ち寄りあれこれ表紙を眺めます。
発売されたばかりの雑誌「Pen」(550円)が目にとまりました。
「デジタル×写真術。」の特集タイトルにひかれて、
中身を確認することなくレジへ。
帰宅途中の電車内ではじめてページを開いたのですが、
私の好きな写真家のひとり、東松照明さんのいまを取材されていて、
これは買ってよかったと思いました。
現在、品川にあるキヤノンギャラリーSで
比嘉康雄・東松照明写真展「琉球・沖縄2人展」が開催されているので、
次回の上京の際に必ず観に行きたいと思います。
東松照明さんの略歴に「沖縄に移住」「長崎に移住」とあるのですが、
その間に、御宿町から車で20分くらい北上したところにある、
同じく外房の一宮町にお住まいになられていた時期があるみたいです。
このことは大竹昭子さんの著書「眼の狩人」でその当時に知ったのですが、
実はこれがきっかけで、私も「いつかは外房に住みたい!」と思ったのでした。
東松照明さんは、長崎のつぎはまた沖縄ですか……。
私はアメリカのビザの有効期限があと1年残っているので、
それを活用してワンテーマと考えたりもしているのですが、
なかなか重い腰が上がらず、このまま失効となりそうです。